わくわくジパング紀行~ななのオススメ宿カタログ~

私が今まで訪れたおすすめの宿(旅館・ホテル)について、やわやわとご紹介していきます!(^^ 皆さまの旅の計画の参考になれば幸いです♪

2017年7月・京都/「俵屋旅館」

お久しぶりです!ななです(^^

 

いよいよ臨月に入り、私のお腹もパンパンになってきました!

 

7月は私の誕生月だったこともあり、 

「(とりあえずは)これが最後のマタ旅になるね~」と言いながら、

ちょっと遠出&奮発して京都に行ってきたので、

今回は、その際宿泊した宿について紹介したいと思います♪

 

京都/「俵屋旅館」

 

宿泊日:2017年7月9日(日) 1泊2日

お部屋カテゴリー:「竹泉の間」/2食付き

利用したプラン:JTBお部屋確約プラン

旅行代金:およそ@¥55,000×2名

 

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実は、この宿、とても有名な旅館なんです。

 

京都の「三大老舗旅館」のひとつで、

海外の有名人もたくさん宿泊しており、

あのスティーブ・ジョブズも生前は定宿にしていたとか。

 

また、建物は本館と新館があるのですが、

新館は「吉村順三」という著名な建築家が設計しており、

私の勤める旅行業界はもちろん、

建築業界でも言わずと知れた旅館であることは間違いありません。

 

ですので、今回「ここに泊まろう!」と決めたのは、

私ではなく、トノでした。 

 

 

本当は、箱根に行こうと密かに計画を立てていたのに、、、

 

「そうだ 俵屋、行こう!」

 

と、JR東海のキャッチコピーを思いっきりパクッたセリフを連呼し、

キラキラした目で私を見るトノ。

今までこの瞳に勝てたことは、一度もありません(笑) 

 

宿泊代だけで当初の予算をかなりオーバーすることになったため、

観光はほとんどせず、1泊2日で宿の滞在をじっくり味わう、という、

弾丸のようなゆったりしたような、なんとも不思議な旅行になりました(笑)

 

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 私たちが泊まったのは「竹泉の間」。

 

 

さてさて、この「俵屋旅館」、

実は、宿泊するのは2回目になります。

前回は、2年前の結婚記念日に泊まったのが最初でした。

ただ、正直なところ、

その時は、こんな高級な和風旅館に泊まるのは人生で初めてだったので、

何故だかとっても緊張してしまい、

全然くつろげなかった&あんまり覚えていない、というのがホンネでした(^^;

 

それ以来、「またいつか絶対行きたいな~」と思っていたので、

(まさかこんなに早く2回目が訪れるとは思ってもみませんでしたが、)

今回は、ゆっくり落ち着いて、一つ一つをじっくり噛み締めながら、

「俵屋」を堪能することができました。

 

 

それでは、皆さまにも「俵屋」の世界を

ほんの一部ですがご紹介します!

(主に食べ物がメインになってしまいました^^;) 

 

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到着して早々、お誕生日のお祝いに「薬玉」をいただきました!

そして、奥にあるのが私の大好物「わらび餅」!!!

 

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 お部屋に到着すると、まずはお茶と冷えたわらび餅を頂きます。

”わらび粉”を使用した本物のわらび餅は、

意外とあっさりした歯ごたえで、でも奥深くとても濃い味がしました。

前回来たときも、このわらび餅の美味しさはすごく印象に残っていたので、

今回はじーっくり味わって頂きました(^^

このわらび餅を食べれただけでも、来た甲斐がありました~☆

本当に美味しい!!!

 

 

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 お部屋の一角には、こんな素敵な書斎もあります♪

 

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お風呂は、檜(ひのき)ではなく、高野槙(こうやまき)という木が使われているそうです。

到着したとき、すでにお湯がちょうどいい温度で張られていました。

このお風呂については、

お部屋に置いてある「俵屋の不思議」(村松 友視著)という本を読むと、

そのすごさがよく分かります。

これから宿泊する予定のある方は、ぜひ予習にもオススメです♪(^^

 

 

さぁ!いよいよお夕食の時間です!!

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 先付・小茶碗/たこがプリップリ!

 

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 向付/茂魚(アコ)と鯒(コチ) 

どちらも初めて食べたお魚でした!歯ごたえがあって美味しい!

 

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 煮物

 

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 焼物/右側は鱧(はも)寿司

夏の京都と言えば、やっぱり鱧ですよね!

 

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温物/鱧そうめん

仲居さんいわく、京都では夏に鱧そうめんを食べる文化が古くからあったとか。

鱧がふわとろで、あっという間にペロリ。

 

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 強肴・ご飯/アワビとイカの胡麻酢かけ

 

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水菓子/桃の甘味煮

 

お食事は、夕食・朝食ともにお部屋で頂きますが、

不思議なことに、仲居さんが次の料理を運んできてくれるタイミングが、

どこかで見てるんじゃないかと疑いたくなるほど、

ドンピシャなんです!

遅くもなく、早くもなく、ちょうどお箸を置いた頃に、

コンコンと玄関のドアが鳴ります。これには本当に驚きました…

きっとこれも、仲居さんの長年の経験がなせる「おもてなし」なんだなぁ~と感動。

 

 

 

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こちらは、「アーネスト・スタディ」というライブラリー。

ここに置いてある「ベアーチェア」は、トノのお気に入りです♪

(かなり高級な椅子らしい!)

 

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 こちらもライブラリー。こじんまりとしていてとても落ち着く空間です。

 

 

朝食は、和食と洋食から選べます(^^

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前回、和食を頂いたので、今回は洋食をチョイス♪

パリッパリの大きいクロワッサンがとても美味しかったです!

 

 

ほかにも、俵屋のアメニティの一つである「俵屋石鹸」の秘密など

紹介したいことは山ほどあるのですが、長くなりましたのでまたの機会に♪

 

 

 

2回泊まって思ったこと。

 

「この宿は本当にすごい」

 

 

一体何がすごいのか?

それは、一言では到底表現できないし、

実際に泊まってみないと体感することはできないのですが…

 

あえて言うなら、

チェックアウトをして、宿の玄関を出るときに、

「あぁ、また帰ってきたいな」

と思わせてくれたこと、かもしれません。

 

「また行きたい」と思う宿はあっても、

「また帰ってきたい」と思う宿は、そうそうないのではないでしょうか?

 

 「帰ってきたい」=自分のホーム、ふるさと

         =「俵屋旅館」が自分のホームのように感じる

                              =旅館のスタッフ全員で作り上げている”居心地の良さ”

 

ぜひ皆さんにも、この”居心地の良さ”を体感して頂きたい!

きっとあなたも「俵屋のトリコ」になるハズです!(^^

 

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またいつか3回目の宿泊を楽しみにしながら、

出産頑張りまーす!!!(><)

 

トノの書いたブログも読んでみてね♪

escnel-design.blogspot.jp